2024早稲田地球感謝祭

令和6年9月23日、午後1時20分から空手の演武をした。場所は、早稲田大学の3号館入口前に作られた特設ステージ。ステージといっても、玄関のコンクリートの上にカーペットが敷いてあるだけの簡単なもの。でも、去年のコンクリートアスファルトの上よりはよかった。

今年は、大人と子供で25人程度集合。最初に、全員で突きと蹴りを行い、そのあと太極初段から観空大までの形を披露した。次に、子供たちによる約束組手を行った。最後に、子供の希望者に試割りといって、板を正拳突きなどで割ることを実施。見ていたお客さんから大きな声援をいただき、子供達も楽しくできた。今年は、司会者がいなかったのが残念。

令和6年度壮勇館・竜心館合同夏合宿

夏合宿は、子供たちにとっても大人にとっても、学びと成長の場であり、コミュニティを深める貴重な機会です。今年も新宿区立女神湖高原学園での合宿が行われ、一般部21名、少年部15名という大人数での活動が実現しました。早朝の集合から始まり、長野県の長門牧場への訪問、そして女神湖高原学園での宿泊と、盛りだくさんのスケジュールが組まれていました。

合宿の目的の一つは、空手の稽古です。体育館での稽古は、基本から移動稽古、形、組手まで、幅広い技術を磨く絶好の機会となりました。特に、涼しい風が少ない中での稽古は、参加者にとってさらなる挑戦であり、麦茶を飲みながらの休憩も一息つく貴重な時間でした。

合宿では、食事の時間も大切な役割を果たします。親子丼や海の幸をふんだんに使った夕食、そして定番のカレー昼食は、参加者が一日の疲れを癒し、交流を深める場となりました。大人はビールで乾杯し、子供たちは怪談話を聞きながら夏の思い出を作りました。

また、雨天にも関わらず屋根の下で行われた花火大会は、昨年の出来事を踏まえ、安全に配慮された楽しいイベントとなりました。2日目の朝は、雨予報によりマラソンが中止され、空手の稽古に集中することができました。

帰路のバスでは、恒例のビンゴ大会が行われ、賞品を手にした参加者の笑顔が見られました。事故渋滞による遅延はありましたが、無事に帰宅することができ、参加者にとって充実した合宿となったことでしょう。

このように、新宿区立女神湖高原学園での夏合宿は、技術の向上はもちろん、仲間との絆を深め、新たな思い出を作る場として、参加者にとってかけがえのない時間となりました。来年も、この伝統が続き、さらに多くの笑顔が生まれることを期待しています。

令和6年度壮勇館前期昇級審査会

令和6年5月18日、新宿区スポーツセンターで行われた昇級審査会は、少年部から一般部までの熱気に満ちたイベントでした。少年部からは6名、一般部からは10名の会員がこの重要な試験に挑みました。

審査会では、基本、形、組手の3つのセクションが行われました。基本では、前屈立ちでの突きや受け、蹴り、そして後屈立ちでの手刀受けや蹴りなどが披露されました。これらの技は、空手の基礎を形成し、実戦での応用に不可欠です。

形のセクションでは、平安初段からバッサイ大まで、昇級レベルに合わせた形が実施されました。形は、約束組手として知られ、攻撃と防御の動きを練習するためのものです。

参加者たちは、普段の練習以上に気合いを入れて臨んだものの、中には力み過ぎて突きのスピードが遅くなってしまった方もいました。これは、緊張やプレッシャーが影響している可能性があります。しかし、これも学びの一環であり、次回の審査会ではさらに改善されることでしょう。

この審査会は、参加者たちにとって大きな成長の機会となりました。彼らは自己の限界に挑戦し、新たな段階への昇級を目指しました。壮勇館の指導者たちは、技術だけでなく、精神的な成長も重視しており、このようなイベントを通じて、会員たちの総合的な発展を促しています。

今後も壮勇館は、伝統的な空手の精神を守りつつ、会員たちがそれぞれの道で成長し続けられるよう支援していくことでしょう。昇級審査会は、その旅の一歩に過ぎませんが、それぞれの会員にとっては忘れられない経験となることでしょう。

 

 

西早稲田さくら祭り 演武

令和6年3月31日、春の息吹が感じられる中、西早稲田地域交流館に集まり、神田川沿いのまつり会場でその技を披露しました。この日は、冬の寒さが嘘のように、夏日を思わせる暖かさで、桜の花もほころび始めていました。参加者は、子供からお年寄りまで幅広く、初めは基本の突きや蹴りを一斉に行い、その後は平安初段から慈恩の形までの演武を披露しました。約束組手や試割りも行われ、見事な技の数々に会場からは大きな拍手が送られました。

このイベントは、空手の精神を育むとともに、地域社会にその魅力を伝える素晴らしい機会となりました。空手は単なる武道ではなく、自己の心身を磨き、礼儀や尊敬の精神を学ぶ場でもあります。この日の演武は、それぞれの形が持つ意味や、動き一つ一つに込められた思いを、観る人々に伝えることができたのではないでしょうか。

空手の演武は、技術の展示だけでなく、実践的な防衛技術としての側面も持ち合わせています。それは、危険から自分自身や他人を守るための手段として、また、精神的な強さを養うための訓練として、多くの人々に受け継がれています。このようなイベントを通じて、空手が持つ真の価値が、より多くの人々に理解され、空手の道を歩む人々が増えることを願っています。

令和5年度部内大会

令和5年12月23日(土)に壮勇館と竜心館合同で部内大会が開催されました。形と組手の二つの種目で、白帯から黒帯までの部員が参加しました。形の試合では、基本技や型の正確さや美しさを競いました。組手の試合では、白帯の子供たちは約束組手を行い、技の流れやタイミングを競い合いました。中学生や高齢の大人たちは自由組手を行い、スピードやパワーを発揮しました。どちらも熱戦が繰り広げられ、大きく盛り上がりました。来年も部内大会を行う予定ですので、子供達は組手の試合に挑戦できるように練習に励んでください。

令和5年度壮勇館昇級審査会の結果報告

令和5年12月16日(土)に令和5年度後期昇級審査会が開催されました。この審査会には少年部から8名、一般部から10名、合計18名の方が参加しました。審査内容は基本、形、組手、道場訓と拳立てでした。審査員の先生方からは適切な指導と励ましの言葉をいただきました。

審査会の結果、少年部と一般部にはそれぞれ1級受審者が1名ずつおりましたが、見事に合格されました。おめでとうございます。次は昇段審査に挑戦されますが、引き続き頑張ってください。また、他の受審者の皆さんも全員合格されました。おめでとうございます。これからも基本を大切にして練習に励んでください。

審査会に参加された皆さん、お疲れ様でした。そして、審査会を支えてくださった先生方やスタッフの方々、ありがとうございました。

令和5年度 早稲田地球感謝祭で演武

令和5年9月18日(月)敬老の日に、早稲田大学のキャンパスで壮勇館の空手の演武を披露しました。9月の半ば過ぎなのに、30度越えの真夏日でした。以前は、大隈講堂の正面で設営されたステージで行っていましたが、今回は、大隈重信の銅像のそばにあると大型トラックで作られた特設ステージとその前のコンクリートの上で空手の演武を行いました。最初は、みんなで突きと蹴りを、そのあと、平安初段から観空大までの形を披露しました。そして、3本組手と自由組手を行い、最後に子供たちが試割りに挑戦しました。みんな、板が奇麗に割れてよかったです。押す!!

 

令和5年度壮勇館&竜心館合同合宿

令和5年8月26日(土)と27日(日)の2日間で壮勇館と竜心館との合同合宿が実施されました。令和元年度の合宿から4年ぶりの合宿です。場所は、新宿区の保養所となっている女神湖の宿泊施設です。26日の朝6時30分に新宿区コズミックセンター前に集合しました。

今回も、大型バスにゆったりと座りながら行くことができました。

午前10時30頃に女神湖の近くにある長門牧場に到着しました。いつも、ここのソフトクリームを食べて高原の青い空気に触れるのがサイコーです。でも、3年前300円だったソフトクリームが450円に値上がりしていたのは、ちょっと痛かった。

 

 

青い空と白い雲の模様が奇麗でした。

 

 

 

 

 

 

 

牧場ですが、馬しか見えませんでした。

この後、バスに乗って10分ほどで宿泊所に着きました。

昼食は、食堂で親子丼を食べました。通常、親子丼といえばどんぶりのご飯の上に卵と鶏肉がのっていてちょっと甘いだし醤油味?をイメージしていましたが、卵と鶏肉は一人用の鍋で熱しられアツアツのものをご飯に載せて食べるというスタイルでした。あったかいのが食べられるのはよかったけど、味がないので醤油をかけて食べました。トマトとレタスの野菜サラダは、お代わり自由だったのはマルでした。

午後1時30分から空手の稽古が始まりました。基本、形、組手別々に分かれて行いました。私は組手の稽古でしたが、ステップ練習がきつかった。

午後4時30分で稽古終了。そのあと、大浴場にに入って、今日の汗を流しました。18時30分から食堂に集まって食事しました。

大人のメニューは、アユの塩焼き、ローストビーフ、ビーフステーキ、カツオのたたきなど、ビールが進むおかずがでました。みんな美味しく、おなか一杯になりました。午後7時30分頃から、花火を、宿泊所の中庭で行いました。久々の花火はきれいでした。

そのあと、子供たちはゲームやK指導員の怖い話を聞いて、大人はミーティングルームで親睦を深めました。

翌朝は6時30分に玄関前に集合して、準備体操した後、女神湖一周(約1.6㎞)をみんなで走りました。高原の清々しい空気と、きれいな景色を眺めながら汗をかきました。

そのあと、朝食を食べて、9時45分から10時15分まで部内大会形式の稽古をしました。形と組手に分かれて試合形式で行いました。

昼食は、食堂でカレーを食べ、11時45分にバスに乗車して新宿へ向かいました。帰りは、バスの中でビンゴ大会を行い、いろんな景品をもらいました。みんな、楽しい合宿だった来年も行きたいと話していました。

来年も、合宿に行きましょう。予定では、8月24日(土)と25日(日)です。

 

令和5年度濤進会大会の開催

令和5年7月30日(日)に西早稲田中学校の体育館で行われた濤進会大会の様子をお伝えします。この大会は毎年10月から11月にかけて開催されていたのですが、今年は初めて夏に開催されました。暑さが心配されましたが、体育館は冷房が効いていて、選手たちは快適に試合をすることができました。壮勇館からは、ファミリーの部や一般有段の組手などで優勝する選手が出ました。特に印象的だったのは、大人の部門で活躍した人たちです。彼らは技術だけでなく、精神力も高く、見事な勝負を見せてくれました。

 

 

令和5年度壮勇館前期昇級審査会

こんにちは、壮勇館の遠藤です。6月17日に行われた昇級審査会の様子をお伝えします。審査会は午後1時30分から始まりました。

まずは基本からです。白帯から茶帯まで、各級ごとに前進、後退、突き、蹴りなどの技を見せました。みんな真剣な表情でしたが、時々笑顔も見せてくれました。

次に形です。形とは空手の型のことで、一人で決められた動きをします。形には色々な種類がありますが、今回は平安の形をメインに受審級別に披露しました。形は美しく見えるだけでなく、技の意味や呼吸法も大切です。みんなそれぞれに個性を出していました。

最後に組手です。組手は同級の人がペアになって行いました。昇級審査では約束組手と言って、攻撃側が上段突き、中段付き、前蹴りなど決まっている技を仕掛け、受け手がそれを捌いて反撃するものです。約束組手は、相手との間合いやスピード、気合など実践的な組手を意識しながら行います。初心者などは、相手に怪我をさせてはいけないと思い、突きや蹴りが相手に当たらないような攻撃をしていましたが、佐原会長からは、「相手のことを考えるならば、しっかりと突きなさい。それが相手のためになる。」と諭していました。審査会は約2時間で終わりました。合否は次回のお楽しみ。
空手は体力や技術だけでなく、精神面も鍛えられます。コロナもようやく終息に向かい、空手の稽古も昔に戻りつつあります。興味のある方はぜひ見学に来てください。
以上、壮勇館の遠藤でした。