令和6年5月18日、新宿区スポーツセンターで行われた昇級審査会は、少年部から一般部までの熱気に満ちたイベントでした。少年部からは6名、一般部からは10名の会員がこの重要な試験に挑みました。
審査会では、基本、形、組手の3つのセクションが行われました。基本では、前屈立ちでの突きや受け、蹴り、そして後屈立ちでの手刀受けや蹴りなどが披露されました。これらの技は、空手の基礎を形成し、実戦での応用に不可欠です。
形のセクションでは、平安初段からバッサイ大まで、昇級レベルに合わせた形が実施されました。形は、約束組手として知られ、攻撃と防御の動きを練習するためのものです。
参加者たちは、普段の練習以上に気合いを入れて臨んだものの、中には力み過ぎて突きのスピードが遅くなってしまった方もいました。これは、緊張やプレッシャーが影響している可能性があります。しかし、これも学びの一環であり、次回の審査会ではさらに改善されることでしょう。
この審査会は、参加者たちにとって大きな成長の機会となりました。彼らは自己の限界に挑戦し、新たな段階への昇級を目指しました。壮勇館の指導者たちは、技術だけでなく、精神的な成長も重視しており、このようなイベントを通じて、会員たちの総合的な発展を促しています。
今後も壮勇館は、伝統的な空手の精神を守りつつ、会員たちがそれぞれの道で成長し続けられるよう支援していくことでしょう。昇級審査会は、その旅の一歩に過ぎませんが、それぞれの会員にとっては忘れられない経験となることでしょう。