令和6年度秋季新宿区空手道競技大会

令和6年10月20日に新宿コズミックセンターで開催された空手道競技大会は、小学生から一般の方々まで幅広い年齢層の壮勇館のメンバーが参加し、その技術と精神を競い合いました。準優勝1人、3位が5人という結果は、参加者全員が持てる力を出し切った証です。競技では、勝敗以上に、自己の限界に挑戦し、相手を尊重し、そして何よりも自分自身を超えることが求められます。この大会での経験は、参加者の皆さんにとって、ただの記録以上の価値があるでしょう。今後も継続的な練習と精進を重ね、次回の大会でさらなる飛躍を遂げることを期待しています。

2024早稲田地球感謝祭

令和6年9月23日、午後1時20分から空手の演武をした。場所は、早稲田大学の3号館入口前に作られた特設ステージ。ステージといっても、玄関のコンクリートの上にカーペットが敷いてあるだけの簡単なもの。でも、去年のコンクリートアスファルトの上よりはよかった。

今年は、大人と子供で25人程度集合。最初に、全員で突きと蹴りを行い、そのあと太極初段から観空大までの形を披露した。次に、子供たちによる約束組手を行った。最後に、子供の希望者に試割りといって、板を正拳突きなどで割ることを実施。見ていたお客さんから大きな声援をいただき、子供達も楽しくできた。今年は、司会者がいなかったのが残念。

令和6年度壮勇館・竜心館合同夏合宿

夏合宿は、子供たちにとっても大人にとっても、学びと成長の場であり、コミュニティを深める貴重な機会です。今年も新宿区立女神湖高原学園での合宿が行われ、一般部21名、少年部15名という大人数での活動が実現しました。早朝の集合から始まり、長野県の長門牧場への訪問、そして女神湖高原学園での宿泊と、盛りだくさんのスケジュールが組まれていました。

合宿の目的の一つは、空手の稽古です。体育館での稽古は、基本から移動稽古、形、組手まで、幅広い技術を磨く絶好の機会となりました。特に、涼しい風が少ない中での稽古は、参加者にとってさらなる挑戦であり、麦茶を飲みながらの休憩も一息つく貴重な時間でした。

合宿では、食事の時間も大切な役割を果たします。親子丼や海の幸をふんだんに使った夕食、そして定番のカレー昼食は、参加者が一日の疲れを癒し、交流を深める場となりました。大人はビールで乾杯し、子供たちは怪談話を聞きながら夏の思い出を作りました。

また、雨天にも関わらず屋根の下で行われた花火大会は、昨年の出来事を踏まえ、安全に配慮された楽しいイベントとなりました。2日目の朝は、雨予報によりマラソンが中止され、空手の稽古に集中することができました。

帰路のバスでは、恒例のビンゴ大会が行われ、賞品を手にした参加者の笑顔が見られました。事故渋滞による遅延はありましたが、無事に帰宅することができ、参加者にとって充実した合宿となったことでしょう。

このように、新宿区立女神湖高原学園での夏合宿は、技術の向上はもちろん、仲間との絆を深め、新たな思い出を作る場として、参加者にとってかけがえのない時間となりました。来年も、この伝統が続き、さらに多くの笑顔が生まれることを期待しています。

令和6年度壮勇館前期昇級審査会

令和6年5月18日、新宿区スポーツセンターで行われた昇級審査会は、少年部から一般部までの熱気に満ちたイベントでした。少年部からは6名、一般部からは10名の会員がこの重要な試験に挑みました。

審査会では、基本、形、組手の3つのセクションが行われました。基本では、前屈立ちでの突きや受け、蹴り、そして後屈立ちでの手刀受けや蹴りなどが披露されました。これらの技は、空手の基礎を形成し、実戦での応用に不可欠です。

形のセクションでは、平安初段からバッサイ大まで、昇級レベルに合わせた形が実施されました。形は、約束組手として知られ、攻撃と防御の動きを練習するためのものです。

参加者たちは、普段の練習以上に気合いを入れて臨んだものの、中には力み過ぎて突きのスピードが遅くなってしまった方もいました。これは、緊張やプレッシャーが影響している可能性があります。しかし、これも学びの一環であり、次回の審査会ではさらに改善されることでしょう。

この審査会は、参加者たちにとって大きな成長の機会となりました。彼らは自己の限界に挑戦し、新たな段階への昇級を目指しました。壮勇館の指導者たちは、技術だけでなく、精神的な成長も重視しており、このようなイベントを通じて、会員たちの総合的な発展を促しています。

今後も壮勇館は、伝統的な空手の精神を守りつつ、会員たちがそれぞれの道で成長し続けられるよう支援していくことでしょう。昇級審査会は、その旅の一歩に過ぎませんが、それぞれの会員にとっては忘れられない経験となることでしょう。

 

 

西早稲田さくら祭り 演武

令和6年3月31日、春の息吹が感じられる中、西早稲田地域交流館に集まり、神田川沿いのまつり会場でその技を披露しました。この日は、冬の寒さが嘘のように、夏日を思わせる暖かさで、桜の花もほころび始めていました。参加者は、子供からお年寄りまで幅広く、初めは基本の突きや蹴りを一斉に行い、その後は平安初段から慈恩の形までの演武を披露しました。約束組手や試割りも行われ、見事な技の数々に会場からは大きな拍手が送られました。

このイベントは、空手の精神を育むとともに、地域社会にその魅力を伝える素晴らしい機会となりました。空手は単なる武道ではなく、自己の心身を磨き、礼儀や尊敬の精神を学ぶ場でもあります。この日の演武は、それぞれの形が持つ意味や、動き一つ一つに込められた思いを、観る人々に伝えることができたのではないでしょうか。

空手の演武は、技術の展示だけでなく、実践的な防衛技術としての側面も持ち合わせています。それは、危険から自分自身や他人を守るための手段として、また、精神的な強さを養うための訓練として、多くの人々に受け継がれています。このようなイベントを通じて、空手が持つ真の価値が、より多くの人々に理解され、空手の道を歩む人々が増えることを願っています。

令和5年度部内大会

令和5年12月23日(土)に壮勇館と竜心館合同で部内大会が開催されました。形と組手の二つの種目で、白帯から黒帯までの部員が参加しました。形の試合では、基本技や型の正確さや美しさを競いました。組手の試合では、白帯の子供たちは約束組手を行い、技の流れやタイミングを競い合いました。中学生や高齢の大人たちは自由組手を行い、スピードやパワーを発揮しました。どちらも熱戦が繰り広げられ、大きく盛り上がりました。来年も部内大会を行う予定ですので、子供達は組手の試合に挑戦できるように練習に励んでください。

令和5年度壮勇館昇級審査会の結果報告

令和5年12月16日(土)に令和5年度後期昇級審査会が開催されました。この審査会には少年部から8名、一般部から10名、合計18名の方が参加しました。審査内容は基本、形、組手、道場訓と拳立てでした。審査員の先生方からは適切な指導と励ましの言葉をいただきました。

審査会の結果、少年部と一般部にはそれぞれ1級受審者が1名ずつおりましたが、見事に合格されました。おめでとうございます。次は昇段審査に挑戦されますが、引き続き頑張ってください。また、他の受審者の皆さんも全員合格されました。おめでとうございます。これからも基本を大切にして練習に励んでください。

審査会に参加された皆さん、お疲れ様でした。そして、審査会を支えてくださった先生方やスタッフの方々、ありがとうございました。